先日の電気系統についてのブログの訂正
皆様いつもカスタム等のご依頼誠にありがとうございます
大変申し訳ありません
先日のブログの内容に誤りが多々ありましたので訂正させていただきます
まずは仕組みについてです
クランクシャフトの回転と電磁石を利用して発電しています
プライマリーケースの中にステーターコイルという部品があり、内側に磁石を付けたフライホイールというパーツがセットされ回転することで電気が生まれます
この発電機は「オルタネーター」といい、交流電気を生み出しています
現行のハーレーはこの発電機を使っています
しかし、オルタネーターで発電される交流電気は不安定で
このままではバイクは走りません
そこで必要になるのがこの「レギュレーター」です
発電された交流電気を直流電気に変換してくれます
バイクは走っていると電圧がどんどん上がって、16Vぐらいまで行くとコンピューター等に影響が出てしまいますが、14V付近でそれ以上、電圧が高くならないように制御しているのもレギュレーターです
そして、変換した直流12Vがバッテリーに蓄電されるという仕組みになっています
ちなみにショベルヘッドなどの古いハーレーは「ジェネレーター」という発電機を使っていて、直流電気を発電しているので、レギュレーターは電圧の制御だけしています
まとめると
①オルタネーターで交流電気を発電
②レギュレーターで直流電気に変換
③変換した電気をバッテリーに蓄電
という流れになります
なのでもし充電電圧が上がらなくてエンジンがかからず、配線やコネクターに異常がない場合
- オルタネーターの不具合、破損
- レギュレーターの不具合、破損
- バッテリーの寿命
などの原因が考えられます
プライズバイクサロンではこういった不具合の点検も承っております
不具合が起きてしまったけど、原因がわからない、そんな時はご相談ください!
ご依頼いただいている車両は順次作業を進めています、お待たせして申し訳ありませんが今しばらくお待ちください!
改めまして、誤った内容のブログを掲載してしまい申し訳ありませんでした
それでは今回はこのへんで